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周りがプラスチックのものだと二千五百円で売ったり買ったり

明治時代のラジオです。この程度のものが出れば一万五千円で買います。鳴る鳴らないはべつです。鳴らなくても買いますよ。形です。これは家具調だからいいんです。修理できなければ中に新しいラジオ組込んでもいい。喫茶店とか西洋居酒屋なんかマ向きでしょう。昭和の三十年代に流行った周りがプラスチックのラジオも売れます。これは二千五百円くらいで売ったり買ったりです。真空管はナス型をした大きいもののほうが高いみたい。古いものも秋葉原へいくと売ってます。ラジオ付きのプレーヤー、前はぜんぜん売れなかったけどこの頃売れます。木で箱ができてて、上のふたを上げるとレコードのプレーヤーが現われる式のやつです。針もSP、LP両方付いてます。電動のプレーヤーも前はまったくのゴミだったのが、いまは小売りで一万いきます。これは回って針が付いてれば売れる。懐かしい音を聴くレコードとCD、同じアルバムがあったらどっちを買うか。正解は両方買う、だろう。なぜか。音がちがうからである。聴き比べてみればすぐにわかることだ。いずれにしても機械を通して人間が作りだしたものである。ちがってあたりまえか。CDはとにかく抜けがいい。五〇年代のシャズもきのうの録音のようにクリアーだ。ノリもいいし、パンチもきいている。しかし決定的に時代がない。レコードのほうは全体に平板だが、当時のラジオでも聴いているように懐かしい音がする。どっちがいいかは聴き手の好みだろうがCD万能ということはなさそうだ。