発音を完璧に区別する力が将来本当に必要となるのは、英語音声学の専門家や、ネイティブースピーカーと完全に同じ英語力を必要とされるような特殊な仕事に就く場合だけでしょう(強いて挙げるならスパイでしょうか)。もしどうしてもマスターする必要があるときには、大人になってからでも意識的な練習をすることで、聴き取りの区別も発音の矯正も、かなりの程度可能です。それに、身につけたい力はほかにもたくさんあります。発声練習ばかりで、子どもが英語への興味を失ってしまうようであれば残念なことです。韓国では、子どもがLとRの音を区別して発音できるようになると信じ、舌の下にある筋を手術で切る親がいるそうです。行き過ぎてしまうと、自分たちがやっていることさえも冷静に見えなくなってしまうようです。