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認知の向上を目指すeブランド企業

認知の向上を目指すeブランド企業はここ数年の試行錯誤を経て、ただ広告投入量を増やすといった物量作戦から高い広告効果を期待できる広告活動への大幅な転換を試みています。このときのキーワードが、「パートナリング」です。パートナリングにもいくつかのパターンがあります。最も一般的なパートナリングの形態は、二社の広告提携によるパートナリングです。ヤフーの検索結果を示す画面の右横には必ず広告提携先である、バーンズーアンドーノーブルの広告が掲げられ、バーンズーアンドーノーブルのウェブサイトにワンークリックで移行できるようになっているのなどはその典型的な例です。このタイプのパートナリングにおいては、互いを必要以上に拘束する必要がありませんし、一社でのブランド認知活動に比べれば確実に有効性が上がることからさまざまな企業同士が(場合によっては数社が集まって)積極的に行っています。広告提携の場合にはパートナー同士、互いのブランドの中身にはノータッチというのが原則的な組み方となります。それに対して、企業の提携そのものを行って、これが認知を促すためのPR広告の役割を果たしているというケースもあります。ゴールドマンサックス証券のパートナー出身のサラブレッド起業家として有名になった松本大社長と、ニューエコノミーの先陣を切る勢いのソニーの二つのビッグネームを前面に出した、マネックス証券のPR活動などはその一例といえます。物理的な拠点としての店舗とオンライン上のウェブサイトの両方を併せ持つ、クリック&モルタル企業がリアルワールドの買い物客をウェブサイトに引きこむために行う販促活動もパートナリングのもう一つの形態です。GAPにしてもユニクロにしても、ショッピングバッグにはデザインの一部のようにしてさりげなく同社のウェブサイトのメールアドレスが記載されていますし、先に触れたバーンズーアンドーノーブルのようにウェブサイトでの買い物のときに使える割引クーポンを店頭で配るといった販促活動を行っている企業もよく見かけます。